交際中のカップルがデートを重ね関係性を継続させていくためには、お互いの心を引き付けておく必要があります。
そのためには、男性も女性も各自の役割をきちんと守って、相互に補い合っていかなくてはなりません。男性が女心をつかみたければ、何よりも自信と信念に満ちた態度で彼女に思いやりを示してあげましょう。
目次を開く
いつも「ありがとう、うれしいわ」と身持ちを忘れずに
女性は男性のしてくれたことに対して受容性に満ちた態度で応えましょう。その際、彼は当然何かしてくれるもの、といった厚かましい態度は禁物です。
寛大な心を忘れずに。また、いかにも物欲しそうに見えないようにしましょう。彼を追い求めていると誤解されないようにしてください。ただ心を開いて、彼を好きかどうか見極めようとしていることが相手にわかるようにすれば良いのです。
きっとあなたなら幸せにしてくれるはず
2人の関係を築きたければ、女性から男性を追いかけないように気をつけなくてはいけません。その代わり、自分にアプローチしてくる男性には敏感に応えるようにしましょう。
この種の受容性と敏感な反応は、男女の戯れの中で現れるものです。女性が男性と恋愛ごっこを楽しんでいるときは、次のような気持ちを態度に表すことで、互いにコミュニケーションを図ります。
「きっとあなたなら私を幸せにしてくれる。あなたこそ私が今まで探し続けてきた白馬の王子かもしれない。あなたなら私のことを満たしてくれるはず。あなたとなら本当に特別な時間を過ごしても良いわ。あなたって楽しい人ね」
戯れの恋はショッピングを楽しむのに似ています。買い物の醍醐味は、自分の好みに合うかどうか品定めですること。だから、自分の本心を店員に明かしたりしません。
あれこれ手にとって試してみても、何も買わずに店を出ることができます。他のお店をのぞいたり、気に入ったのなら、いつでも戻ることだって自由です。これは戯れの恋と全く同じです。
「探し出して眺めているのが好きなの。たぶん、あなたなら私を幸せにしてくれそうだわ」。こうしたことが、この恋の活力になります。
男が追いかけ、女が応えるルール
一方、追い求めることは就職試験の面接に似ています。その会社がどんな会社なのか、その感触を得たいのはやまですが、まずは雇ってもらえるよう自分の一番良いところや魅力的なとこを前面に押し出します。
「僕なら君を幸せにできる。僕の品定めをしてほしい。これが僕のしてきたこととできることだ」このような思いを胸に、男は女性を求めるわけです、
男が追いかけ、女が応える。こうして女がまるごと受け入れ、はしゃいで喜んでいる限り、惹かれ合う力が働きます。男性に対して女性から色好い反応が返ってくると、男は小躍りするものです。というのも、常に自分の力で女性を幸せにしたいと願い、その機会を伺っているからです
こうした反応は、彼には女性を幸福にする力があるという褒め言葉になります。女性にとって、好きな人が懸命に自分を幸せにしようとしてくれるとうれしいように、男性にとっても、追いかけた相手が振り向いてくれると、とてもうれしいものなのです。
女性からの色好い反応は、男性にとって胸踊るもの
こんな”仕草”に男性はときめくのです
さて、ここで女性が男性の気を引こうとする時の12のシグナルを見てみましょう。女性は意識的、あるいは無意識にこうした仕草を男性に対してとっているのです。
- 「私もあなたに関心があるの」と言いたげに軽く微笑み、目線を5秒ほど合わせてから反らす。
- 「あなたみたいな人を待っていたの」と言いたげに、まばたきする。
- 「あなたは私の理想の人かもしれない」と言わんばかりに、小首を傾げる。
- 「私に気づかないつもり?今がチャンスですよ。アプローチしてね」と言わんばかりに立ち上がると、彼のそばを通り過ぎる。
- 彼を見つめ、彼の目をじっと捉える。それから5秒ほどして視線を反らし、自分の方を見るよう誘う。そして約10秒後、「興味があるなら、自己紹介してよ。とって食おうなんて思っていないから」と言わんばかりに微笑みながら振り返る。
- 彼の鼻先をかすめて通り、「あっ」となんとか小声で言う。これは「あら、あなたに触れるつもりはなかったの、、、でも、嫌じゃなかったわ」と言う意味です。
- しゃべりながら、彼の思いやりや気配りに対して感謝の意を示すかのように、何気なく彼の手に触れる。「あなたと気持ちがつながっているなんて、素敵だわ」と言わんばかりに、無邪気に微笑む。または「とっても素敵な気分よ」とでも言うように両眉を上げる。
- 自分の主張の正しさをアピールする時、彼といると、ほっとして心が安らぎ、安心できると言うことを認めるかのように彼の膝、または肩を手で軽く触れる。それから、片手を上げて、一息入れるかのように黙る。これは、思いがけなく気持ちが通じたのが嬉しくて、言いたいことを一瞬忘れてしまったのです。
- 話し合っている最中に、冗談めかして理屈をこねる。または「2人がいつも同じ意見とは限らないのよ。でも、あなたのことは好き。違う意見を聞くのも楽しいし、あなたの言うことは刺激になるわ」とでも言うように、彼の意見に反論さえする。
- 何かを運んで欲しいとか、何か手伝って欲しいと彼に頼む。彼が手を貸してやっている最中、まるで「こんなにリラックスできて、大事にしてもらえるのって、とっても素敵。本当にいい気分」と言わんばかりに深呼吸をし、ほっと緊張を解く。
- 彼に質問をする。そして彼のひらめきの良さに「あなたの考え方、好きよ。あなただって本当に頼りになるわね」と言いたげに、はしゃいで喜ぶ。
- デートの帰り際、彼をまっすぐ見つめ、小首を傾げて微笑む。そして「本当に楽しかったわ。私にキスしたいのなら、してもいいわよ。ねえ、キスして」と言わんばかりに、顎を軽くしゃくる。
このようなちょっとした仕草によって、男は彼女に受け入れてもらえたことを実感し、彼女に対する興味をそそられるのです。
男が追う時は、進展しているという明確な証を必要とします。逆に、はっきりしたシグナルが受け取れないと、うまくいくという期待が持てないため、男の関心は薄れてしまいます。
男は「認められる」のが、女は「あがめられる」のが好き
自分が相手に惹かれているのを伝え、その気持ちを育てていくためには、相手を褒めるのが一番です。男性が女性に惚れている場合には、相手を褒めれば、彼女にその気持ちが伝わります。ただし、男性の上手な褒め方を知らない女性がたくさんいます。
大事なことは、男性は認められるのが、女性はあがめられるのが好きということなのです。男性が褒められたと感じるのは、自分の判断や行動の結果が認められ、高く評価された時です。
女性に褒めれば褒めるほど、男性は自分の演出が功を奏したと思い込む
例えば、男性に誘われた映画を観て、「なんて素晴らしい映画なの」と女性が言えば、彼はまるで自分がその脚本を書いたかのように喜びます。と彼女が満足するような映画を見せてあげられたこで、彼はどの映画を自分が監督し、脚本を書き、プロデュースし、主演までした気でいるのです。
彼のお勧めのレストランの料理に彼女が感激してくれると、彼も感激します。まるで、自分が1日がかりで用意した料理を評価してもらえたような気分なのです。
女性が彼の与えたものに対してプラスの反応を示し、マイナス面には目をつぶってくれると、男性はとりわけ褒められ、評価されたと感じます。
「今晩は最高の夜ね。とても良い気分。空には雲ひとつないし、澄み切っていて、星がとても綺麗だわ。川向こうに月が昇るなんて、本当にロマンチックよね」とでも女性が言えば、男はもう昇天してしまいます。
彼女がその夜のことを褒めれば褒めるほど、彼は自分の演出が功を奏したと思います。月を昇らせたのも、空を澄み渡らせたのも自分であるかのように錯覚してしまうのです。
彼は得意になり、ますます彼女への愛を募らせます。一方、女性は褒め言葉が直接自分に向けられたときに一番感動します。確かに褒め言葉であれば、何でも嬉しいものですが、女性にとっての最大の賛辞は、より個人的で単刀直入な場合なのです。
でも、男性はこうしたことがわかりません。女性を直接的に褒めることなどしないため、相手と心を通い合わせるチャンスをみすみす逃してしまいます。
女性が男性の愛を実感する時
彼女のすることや彼女について彼がそう思ったのか、といったことにこだわる必要はなく、むしろ、彼女自身を直接表すプラスイメージの言葉を見つけることに神経を集中させてみましょう。
彼女のしたことについて話すのも結構ですが、彼女自身に関するコメントを必ず付け加えるようにしてください。そうすれば、女性は何よりも男性の愛を実感することができ、彼を知るこちにもなります。
女性は男性に見つめられて、プラスイメージの言葉で褒められると、とても安心します。そして、女性が一番男性に惹かれるのは、自分のことを彼から直接的に褒めてもらった時なのです。
こうした違いについて調べていきましょう。
褒め方一つで、2人の仲は急進展
間接的な褒め言葉
- 最高の時が過ごせたわ。
- とても楽しかったわ。
- 今日はとっても素敵な夜ね。
- あなたと話しているととても楽しいわ。
- 本当にその通りね。
- たった20分でできるなんてすごいわね。
- こうするなんて考えたことなかったわね。
- この映画、観に行って正解だったわね。
強く説的な褒め言葉
- 君は最高だね。
- 君はとても楽しい人だね。
- 君の笑顔はとっても素敵だ。
- 君はとても面白い人だね。
- 君って頭がいいんだね。
- 君って優秀なんだね。すごいよ。
- 君、すごく冴えてるね。
- 君、映画を見る目があるんだね。
女性が男性を褒めるときは、このように間接的な表現にすると、彼は励まされてますます彼女を追い求め、女性を勝ち得る能力に自信を持ち、達成感を得て、彼女への関心を募らせます。
女性が間接的に褒めている限り、2人の距離など放っておいても、彼が追いかけて来て飛び越えてくれます。男性が女性を褒めるときは、ここにあげたように、よりストレートに褒めれば、女性を大事に扱い、尊重したことになり、彼女は安心します。
こうした褒め言葉は、彼女の気持ちに直接響き、心を和ませるので、彼女はさらに受容性が増し、敏感に反応するようになります。そこで男性に褒められた時、女性が喜びをあらわにすると、彼は2人の仲が進展しているのを感じ取ります。