デート中の最低限の食事作法。入店・注文・食事中・食後の礼儀作法を徹底的に紹介

本記事では、あなたが婚活で選べる人になるために最低限のマナーは必要です。あなたの育ちの良さと教養を兼ね備えた人だと思われるために押さえておきたい食事の礼儀作法を紹介していきます。

あなたの普段の食事の習慣は、どの程度礼儀作法ができているのかご確認頂き、改めていただければと思います。では紹介させて頂きます。

デート中の食事作法-入店〜注文までの礼儀作法

店員には礼節を重んじた対応をする

デート中にどんなにマナーが良く食事をしていても、そこで店員の人に対して横柄な態度をとってしまったら、お相手のパートナーの方の印象は悪くなってしまいます。

もし、店員の人がお客様に対して態度が悪ければお客様から店員に注意することは良いと思います。ですが、それがなければ、しっかりと敬語を使用して、笑顔で礼節を重んじながら接することが大切になります。

バッグはテーブルの上に乗せてはいけない

通常バッグは、外出時に持ち出すものです。なので、床やトイレなどにバッグを持ち込んだりするので、外観は綺麗なバッグだとしても目に見えない汚れがびっしりとついているものです。

なので、食べ物が並ぶテーブルにはバッグは絶対にのせてはいけません。また、背もたれの椅子にバッグをかけることもよく思われません。マナー違反です。

テーブル席の場合は、小さいバッグは体と背もたれの間におくことを意識しましょう。でなければ左下に置くのが良いとされています。

靴を脱いだら手で揃えることが当たり前

お店によっては靴を脱いで上がるお店があると思いますが、そこで気をつけなければいけないポイントとしては、忘れずに靴を揃えることです。

靴を揃えることは日々の生活習慣からくるものですから、これは習慣づけて意識しないと直すことができません。なので、「靴を脱いだら、靴を手で揃える」ということを意識して、自分の手を使用して揃えるようにしましょう。

携帯電話はなるべく電源を切り、ポケットに入れておきましょう

レストランでのディナーは携帯をテーブルに置いてはいけません。なるべく触れないようにしましょう。スマートフォンで料理の写真を撮りたいのもわかりますが、それ以上にレストランでのディナーの食事や空間を楽しみましょう。

なぜなら、出てきた料理をスマートフォンで撮影することは、見方によっては「品がないなこの人」と思われてしまう可能性もありますから。

女性は上座、男性は下座

お店に入店して席に着く際に、女性は奥側、窓際が基本とされています。男性は通路側と入り口側が基本とされています。

入店時に男性が女性をエスコートするために。まず男性がドアを開け、女性を先に誘導することで、スマートな流れで女性を上座に案内することができます。

お店によって異なる飲み物の注文

高級レストランなどのお店に入店すると、ホールの方が「お飲物は何にしますか?」と決まって尋ねてきます。その時に「お水だけで大丈夫です〜」などと言ってしまうと、その場の空気がしらけてしまう可能性があります。

そうならないためにも前もってそれなりのレストランに行くときはメジャーなスパークリングワインがありますので、流れに身を任せて何かしら飲み物を頼むことをおすすめします。

お相手との注文を揃えて店員に伝える

女性よりも男性の方が食べるスピードは早いと思いますが、それなりのレストランに入店したら女性の食べるスピードに合わせていきましょう。

同じペースで食べ進めるのがベストですが、もしコース料理を注文するなら2人ともコース料理で頼みましょう。もしアラカルトならば、2人ともアラカルトで揃えるのが一般常識のマナーです。細かいところを言えば皿数も揃えることも頭の隅に入れていただければと思います。

デート中の食事作法-食事中の礼儀作法

食べ方の作法

食事中に食べ物が口に入った状態で話をしたり、口を大きく開けて食べたり、くちゃくちゃと音を立てて食べるたり、お皿の上の料理に顔を近づけて、匂いを嗅ぐなどする行為は、隣のパートナーからも行儀が悪いと思われたり、店員さんや他のお客さんからも不快がられるので気をつけましょう。

食事を食べる際の座り方

手や指の使い方

食事中に腕組みをしたり、テーブルに肘をついたり、頬杖をついたりすることは品が無く、マナー違反だということを理解しておきましょう。

男性は特に腕組みをする人が多いですが、腕組というのは心理的に緊張している時や、相手に拒絶反応をしている時に腕組みをすると言われていますので、相手にそう思われないためにもこの機会に直していきましょう。

また、どうしても腕組みなどをしてしまうという方は、背筋をピンッと伸ばすとこれらの行為がしにくくなりますので、意識して姿勢を伸ばすことを心がけておきましょう。

足の基本的な置き方

席に着いた際に足の置き場や足の仕草はどうすれば良いか皆さん迷う人が多いですが、「膝を開きすぎる・足を組む(何度も)・脚を投げ出す」などといったしぐさは、品が無い印象を与えてしまいます。女性は脚を揃えて座り、男性は自分の肩幅程度に開き座ることをおすすめします。

食べるときの姿勢

それなりのレストランに行くと大きな椅子に座ることがあると思います。その時に注意しなければいけない部分は椅子にもたれかかるとだらしない印象を与えてしまうことです。

なので、背もたれに持たれるのではなく、お尻だけつけるようにしましょう。そして背筋を伸ばせば姿勢が良く見えるでしょう。

髪の毛には触ってはいけない

女性は特に食事中にも関わらず、髪の毛を触ってしまうという人は少なからずいらっしゃると思いますがこれはマナー違反だということを理解しておいてください。

例えば、パンに触れた時に衛生的ではないことや、髪の毛を触ったことで料理に髪の毛が入ってしまう可能性も高く、お相手の方にとっては「清潔感がない」と思われてしまいます。なので、食事中は頻繁に髪の毛を搔き上げることや、触ることを避けましょう。

一度席に着いたら席を立たない

それなりのレストランに行ったら一度席についたら席を立たないようにすることが大切です。なぜなら、食事中に席を外すと言うことは、お相手に失礼な行為だと考えられているからです。

レストランなどに行くときは前もってトイレは住めせておきましょう。居酒屋などでご食事をする以外ならあまり飲み物は飲まないと思いますので、2時間程度は我慢するべきです。

おしぼりで顔や口を吹いてはいけない

よく男性に多いのが、おしぼりで顔や口を拭いてしまう人です。おしぼりは本来手を拭くだけのものです。なので、それ以外の行為は下品に見えてしまいますので気をつけましょう。

お相手の食事のスピードに合わせる

男性は女性よりも食事スピードが早いです。なので、お相手の女性に合わせて食事をしましょう。どうしても食べるスピードというのは人それぞれです。

幼い頃からの習慣なのですぐに変えることは出来ませんが、料理を細かく切って食べる回数を増やす努力や、女性に会話を振ってみるなどして相手の食事スピードと合わせることが大切です。

食事のリズムを相手と合わせることでミラーレス効果や同調効果が働き、より印象良く魅力的に思われる可能性も高まるのです。

ビュッフェの時はその人の欲が出る・お皿に溢れるほど料理を盛り付けてはいけない

ビュッフェで、お皿に盛り付けるための簡単なマナーとしては、オードブルなお皿には3品まで盛りつけていい。メインならば2品まで盛りつけていい。ソースなどがついた料理は1枚1品が基本的なマナーです。

食いしん坊の人は、ひとつのお皿に5品6品盛りつけて食事をする人がいますがそれではいけません。ビュッフェのマナーとして料理は少なく盛りつけて、その料理を食べ終わったら、また取りに行くという形がビュッフェのマナーです。

デート中の食事作法-食後の礼儀作法

好き嫌い関係なく食べ残しはしてはいけない

アレルギーがあるなどの症状がある場合はしょうがないと思いますが、出来るだけ好き嫌い関係なく食べ残しをしないようにしましょう。普段から少食の方ならば、前もってご飯などを少なめに盛ってもらうようにお願いしておきましょう。

食後は食器を重ねておくのは失礼

誰しもお店い行った時にお皿を重ねてしまった経験はあると思います。自宅では喜ばれますが、お店ではお皿を重ねずにそばに置いておくのがマナーです。

特に洋食料理のお店だとマナー違反になります。また、和食料理のお店でも、食後のお皿は重ねてはいけません。残ったおかずをひとつのお皿にまとめておくというような行為も御法度です。気をつけましょう。

座席ではタバコを吸ってはいけない

よく男性がたばこを吸うときに、女性に煙がいかないようにと席の隅や換気扇のところで煙が流れるようにとたばこを吸っている方がいると思いますが、正直お隣のお相手の方に煙が直撃してしまっていることもあります。

お相手の方がそのようなタバコの行為を見て「この人は配慮ができている人」だという印象は皆無だと思います。なので、たばこを吸うときはお店に備え付けてある喫煙所や他の席でたばこを吸いましょう。

お支払い(チェック)は男性が必ず担当する役割

正直、デート中の食事は割り勘の人も多いですが、もし、割り勘だった場合は店を出てからそのような調整をしましょう。できる男性は、食後に女性が化粧直しに化粧室に行くところを狙って、男性はその間にお支払いを済ませておくのがかっこいい男性です。

また、テーブル会計の場合はカード払いがスマートです。小銭とお札だけならば、前もってキリがよくお会計ができるようにしておくのも選択肢の一つです。

きちんと食後は挨拶をする

あなたが女性ならば、食後はまず、お相手の男性に「ご馳走さま」と言いましょう。次に店員さんに「ご馳走さま」と言うのが一般的なマナーです。

デート中の食事作法とは何のためにあるのか

本記事を読んで、まだまだあなたができていない部分があったかもしれません。ですがこの機会に意識して直していきましょう。本記事を読んでくださった方それぞれの見方や考え方があるかもしれません。

デート中の食事の作法は、お相手の方と気持ちよく会話やそのお店の空間や食事を最大限楽しむための作法です。なので食事作法が出来る出来ないなどで人の優秀を決めるものではありませんが、当たり前にできなければいけない最低限のマナーなので理解しておきましょう。