本記事では、婚活などで理想の異性を見つけてお付き合いを始めた時に、お相手の心理を読んでアプローチをする大切さを紹介していきます。
特に男性とお付き合いしている女性にとっては、恋愛から結婚のステージに上がる一番重要な時期だと思います。その時期に焦らず、じっくりと相手を見極めて持ちつ持たれつの関係にならなければなりません。
本記事では、そういった相手目線に立って考えることでお互いの気持ちを尊重し合い、お付き合いが継続していくための心構えについて詳しくお伝えしていきます。
是非、現在お付き合いしている人がいる方、もしくは、意中の異性がいる方に是非参考にしていただければと思います。では、見ていきましょう。
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理想の異性と関係性を築くと特別な存在になってくる
この人で本当にいいの?じっくりと見極める時、焦りは禁物です
お相手の人が他の人よりも特別な存在になってくると、自然に心が揺れてきます。お相手を理解したい、そして一対一の関係になりたいと真剣に思い始めるこの時期、一転して気持ちに迷いが生じるのは、ごく普通のことです。
地震のような動揺が起こる人もいれば、軽いためらい程度の人もいます。この気持ちの揺れがかなり大きかったり、動揺のあらわれ方が突然な時は、お相手がパートナーとして有望だという兆候である場合もあります。
実際に交際している相手がベスト・パートナーである可能性はありますが、本記事では、相手が自分にふさわしいかどうかは、はっきりしないからです。「心が揺れる」ステージは避けては通れないということを知らないばかりに、
心が定まらないのは相手が自分に合わないからに違いないと誤解してしまいます。不幸にも、そういう独身の方がたくさんいます。ふさわしいお相手とカップルになっているのなら、楽園の門が開き、鐘が鳴るはずです。彼らはそう考えているのです。
隣の芝生は青く見えたら
心が揺れている間は、一時的に隣の芝生は青く見えます。他の女性の方が魅力的に見え始めていることでしょう。男性は、理想の女性像、パートナー像を具体的にイメージしているものですが、このイメージは、まず正しいものではありません。
彼の理想のパートナー像を夢に描いているにすぎないのです。彼がひとりの女性と実際に親しくなり、いい関係が築けていると思えるようになれば、理想像など影が薄くなり、現実の女性がそれに取って代わるようになります。
実際に女性を幸福にしたことのない男性は、お相手の女性がそれに取って代わるようになります。実際に女性を幸福にしたことのない男性は、お相手の女性と夢の中のパートナーを比較してしまいます。
「彼女のことは好きだ。でも僕の理想のタイプじゃない」
こう思って迷い始めてしまう可能性もあります。しかし、彼も現実の女性を知り、欲望、情愛、関心といった固い絆で結ばれていくにつれて、パートナーが理想像のようであってほしいと思わ無くなります。
自ら心を開き、お相手の女性との特別な結びつきを感じた時、呪縛が解けるのです。たとえふさわしいお相手と交際していても、こうなるまでには時間がかかります。
女性の反応ひとつで男は自信を得もし失いもする
女性というものがわかっていない男性の場合、自分には相手を幸福にする力はない、と思い込むことがあります。実際にはその力があるかもしれないのに、女性の考え方、感じ方を誤解しているために、間違った結論を出してしまうのです。
たとえば、デートでドライブをして高級住宅街を通るとします。女性はこんなことを言うかもしれません。「まあ、見て、素敵なお屋敷。広いお部屋がいくつもあって、絨毯もふかふかよ、きっと。いいわね」彼女は思ったことを言っているだけです。
ところが男性はこんなふうに考えてしまいます。「へ〜贅沢好きなんだ。ずっと満足させてあげられるだろうか」豪邸を一目見るだけでウキウキする女性達だから、幸福にしてあげるには、それらを全て用意しなければならない、と思い込んでしまうのです。
そしてこの時、彼はこう思い始めます。「彼女は追いかけてはいけない人なのかもしれない」自分には彼女を幸福にする力があるだろうか。
男がこうした思いを繰り返し確かめ、実践するには女性のためにちょっとしたことをしてあげなければなりません、彼女をちゃんと幸福にし、楽しませ、満足させる。
そうした体験を通して、彼は彼女と結ばれるのです。彼女が何かしてあげても、彼の不安解消には対して役に立ちません。大切なのは、彼がしてあげたことに対して、彼女がどう反応するかということなのです。
女性が何かしてあげても、男性の不安解消には役立ちません。大切なのは、彼がしてくれたことに対して、女性がどう反応するかなのです。
というわけで、昔からデートの時は、男性が与える役目をつとめてきたのです。相手の番号を聞いて電話する。デートに誘う。デートの計画を立てる。車で迎えに行き、ドアを開け、また閉める。
地図を片手に運転する。チケットを買い、座席までエスコートする。責任を持ってパートナーにくつろぎと満足感を与える。そして、勘定は全部持つ。男性が与え、それを喜んで受けるのが女性の役目なのです。
デートの際に男性がこうしたちょっとしたことをすれば、お互いがどういう影響を受けるかを確かめることができ、自分が彼女を幸福にしてあげることをいかに望んでいるかもわかります。彼女の方のも、彼に手を貸してもらうのはどんな感じなのか?経験できるわけです。こうしてお互いに固い絆だ結びつくのです。
2人の間に絆ができ、次の「相手を1人に決める」ステージに入れば、女性もお金を払ったり、彼のために何かしてあげてもいいでしょう。ただし、ロマンチックなデートでは、彼が主として与える側に立ち、女性は受ける側に立つべきなのです。
あんなに自分に夢中だった彼が180度変わってしまった
女性も不安になりますが、その心境は男性のものとはまた異なります。男性がこのまま付き合い続けたいのかどうか迷う場合が多いのに対して、女性は、2人の関係がどの程度のものなのか、わからなくなります。
彼女はしばしば、パートナーが逃げ腰になっていることに気づきます。そして落ち着きを取り戻そうとして、女性は次のような過ちを犯してしまいます。すなわち、2人の関係について問いただし始めるか、でなければ、彼を口説き落とそうとするのです。
これでは、彼は逃げ出してしまうか、自分こそ彼女にふさわしいのだという自信を失ってしまいます。男性のことがわかっていない女性は、心の揺れる段階にくると、往々にしてパニックに陥りやすいものです。何しろ、お互いに惹かれ合う時期には、あんなに自分に夢中になってくれていた彼が、180度変わってしまったのですから。
この部分で理解できない場合、女性の中で、様々な感情が湧き起こります。共通した反応をいくつか挙げていきます。
男性を追いかけ回すようになる女性の心理
- 私が何がいけないことをしたのかしら?
- 私以外に彼女がいるの?
- まだ私のこと好きかしら?
- また電話してくれるかしら?
- 今の私、間違っていない?
- 私に何か、至らないところがあるんじゃないかしら?
- 彼の注意、関心、愛情、そして欲望を取り戻すために、私にできることは何か?
不幸にも、彼女を間違った方向に誘導する問いかけばかりです。こうして、彼女は彼を追いかけ回すようになります。男性が追いかけてくれなくなると、女性は、何が起きたのかはっきりさせたい、あるいは、その問題に関して何らかの行動に出たい、というような猛烈な衝動にかられるものです。でも、我慢が肝心です。
男性が追いかけてくれなくなると、女性は、何が起きたのかはっきりさせたい、という猛烈な衝動に駆られるもの。でも我慢が肝心です。
「心が揺れる」ことは、女性にとって、これから得られる可能性のあるものについてではなく、今パートナーが与えてくれているものについて見つめ直す時期なのです。彼からのアプローチに備えて心を開いて待ちましょう。
でも、それより大切なのは、友人たちの力を借りて、充実した生活を送ることです。今は、彼が本当に一対一で付き合うのうふさわしい相手かどうかを見極めるための時期なのです。
「遠ざかるほど思いが募る」という言葉がありますが、この時期は、これに当てはまります。男性が退いても、女性はおっとりと構えて、彼に距離を取らせて挙げてください。
「男性はゴムバンドのようなものだ」と覚えおきましょう。遠くへ行っても、後を追わなければ、跳ね返って来るものなのです。何度か跳ね返った後で、彼は、「この女性こそ、僕がステディな、あるいは一対一の関係を求めていきたい相手なのだ」と確信するはずです。
一旦離れた後に、いっそう関心を持ってもらえるような余地を男性に与えることで、女性の方も、彼がひとりに決めて付き合いたい相手なのかどうかがわかります。友人や家族に支えられ充実した生活を送っていても、なお彼が恋しいのなら、答えは「YES」ということでしょう。
しばらく彼から電話がないときは
心が揺れている男性はを女性が追い求めるのは、よくありません。そんなことをされると、彼は本当に心の揺れを徹底的に体験することができなくなり、2人の関係に賭けたいのか否かという自身の気持ちがわからなくなってしまうからです。
昔から、女性の方から男性に電話をしてはいけないとされているのは、このためです。賢い女性は、相手が追いかけてくるのを待ちます。けれど女性が電話すべき時もあります。受け身で待つのは愚かです。
ともかく、賢明な女性なら、男性に追いかけてもらう機会を作り出せるはずです。しばらく彼から電話がないときは、女性から電話をかけても構いませんが、彼にうるさくつきまとったり、構ってもらえない自らの心境を訴えたりしてはいけません。
その代わりにさりげなく、万事もうまく行っていることを知らせましょう。ちょっと近況報告をしたり、何かしてもらったことにお礼を言ったり、また彼が詳しいことについて尋ねたりするだけで良いのです。
手短に気さくな、ご機嫌伺いの電話。これなら、彼が電話しなかったといって、彼女も根に持っていないことがきちんと伝わります。逆に絶対にしてはいけないことは、自分や2人の関係をどう思っているのか?彼に電話で問いただすことです。
「私や2人の関係についてどう思っているのか?」
と彼に電話で問いただすことは、絶対にしてはいけません
この時期になると、一時的にパートナーをなおざりにしてしまう男性がいます。2日、2週間、あるいは2ヶ月もの時が、あっという間に過ぎ去った後で、ようやく、自分がどれほど彼女が好きであるかを急に思い出すのです。
電話しようかなと思っても、これほど長い間連絡しなかったのだから、文句を言われたり、「今更何よ」と受けつけてもらえなかったりするだろうという想像が先に立ちます。そうして、結局電話はやめにして、また彼女を顧みない日々が続きます。
ここでもし、彼女から優しい電話がかかってたらどうしよう。何も問題はないのだ、と彼にもはっきりわかります。こうして、再び彼は彼女を追いかけることを考えられるようになるのです。
男性というものを理解していない女性は、パートナーが電話をくれないとすぐに、全く勝手な男、と決めつけてしまいがちです。ところが事実は全く違います。男性が電話しない理由は様々あります。男性の考え方、感じ方をもっときちんと理解すれば、女性も相手の本能的な行動を見定めることができ、それを彼個人のせいにはしなくなります。
男性が電話をしないわけ、そして男性を興ざめにしない電話のかけ方については後の記事で詳しく説明していきます。
どこまで2人の仲を深めるか”境界線”の引き方がわからない時
ノーのいい方をきちんとわきまえていない。また、どこまで性的に深い関係になる覚悟があるのか、境界線の引き方がよくわからない。
このような場合、ノーを言う必要もない相手と出会うまで、デートなどわざわざする気になれないかもしれません。なぜなら、こうした女性は、ミスター・パーフェクトを持っているからです。あった途端に、「彼こそふさわしい」と思える人が現れるまで、デートを断り、恋愛ごっこもしないことに決めているのです。
ある29歳女性が打ち明けてくれました。
「別れるときに一番うんざりするのは、ああ、これでまた別の男の前で脱がなければならないのか、ってことです」
これはジョークですが、彼女はとっくに異性関係を絶っていました。その29歳女性は、男性のアプローチに対して、イエスかノーで答えるのが嫌でした。そこで、自分がからその気になれる機会を待ち続けることにしたのです。
「合わない相手とは、関わりたくないだけ、今後はふさわしいとわかっている相手じゃないとデートしないつもりです」
全く非現実的な期待です。こう言う心構えでは、一生待ち続けてもシングルのままでしょう。「心が揺れる」時期は、ほかの交際に走らないように注意しなければ、男女とも、ある時点で、相手を1人に決めた付き合いにすんなり移っていけるはずです。
お互いに理解したいという気持ちが強まるか、あるいはそうではないか。どうもよくわからないという場面でも、付き合い続けたいという気持ちが少しでもあるのなら、そして確かめるために自分を磨きたいと思うのなら、一対一で付き合うべきでしょう。