30代婚活女性に”婚活の体験談”と、親との”いざこざ”など、エピソードを交えて紹介していきます

今回は、30代女性が婚活をしているなかで思う些細な問題を詳しく見ていきます。

今回取材した30代のみなさんも、親から早く結婚をと促されています。親は子供が結婚して家庭を持ってこそ一人前、そこでようやく自分の債務を果たしたと思うのでしょうか?

実際に30代婚活女性に”婚活の体験談”と、親との”いざこざ”など、エピソードを交えて紹介していきます。では見ていきましょう。

30代婚活女性が親からの遠慮のない一言でぶちギレ

30代の年齢となれば、もはや家族で話題にすることがタブー視されている「結婚」ですが、それでも昔はやかましく言われていたものでした。

特に27歳から28歳にかけて大きな山場を迎えたのを覚えています。女性の大厄である30歳を目前にして、親の方が早く結婚をさせなければと焦ってきます。

「厄年にものごとを動かしちゃダメなのよ」と口酸っぱく言われたというのに、その女性は大厄の3年間に、会社を退社して独立しました。流石に親も呆れ果て、そのあとは、何も言わなくなってしまったそうです。

結婚して家庭を持ってこそ一人前だと思っている

親は子供が結婚して家庭を持ってこそ一人前、そこでようやく自分の債務を果たしたと思うのでしょうか?今回取材した30代のみなさんも、親から早く結婚をと促されています。

時にはなかなか決まらない縁談に、お見合いでの態度やその後のやりとりの仕方が悪いのではないかと説教されることもあります。それもこれももちろん、子供のことを心配するあまりのことですが、

その何気なく発せられる遠慮のない言葉に、結婚している当事者が傷つけられていることも少なくありません。今回紹介する30代女性の婚活体験談では、お見合いパーティーだけでなく、社会人サークルや英会話教室のパーティーへの参加、

友人の野球サークルの応援と、出会いを求めて様々な場に出かけていました。予定を詰めすぎて疲れを感じていた時だったのかもしれません。

婚活で高望みせずにもっとちゃんとしたお相手を選びなさい

母親の「あんたも婚活で高望みせずにもっとちゃんとしたお相手を選びなさい」という言葉に爆発したと言います。今回紹介する30代女性の方なり、これまでの男性とうまく交際が進まない理由が自分にあるのではないかと考え、

できるだけ笑顔を作ったり、相手に突っ込みたいところをぐっと我慢したりして頑張っていました。「そのままの私じゃダメなの?」と落ち込むこともたびたびあったそうです。

そこに、この母親の言葉が引き金となったといいます。プチンと切れた音がして、次の瞬間には母親の持っていたバッグを投げつけていたとありました。

「お母さんに何がわかるの?私だって早くいい人を見つけて、普通に結婚して、でも、なかなかうまくいかなくて。あんたの娘は男1人捕まえられないダメな女なんだよ、、」。

母親に物を投げつけたのもこの時が初めてだったそうです。内心は早く結婚して喜ばせたあげたいのに、この時の爆発は、投げつけた30代女性”まりこ”さん自身の心をも傷つけたことでしょう。

婚活がブームとなり、テレビでもお見合いパーティーなど表向きの楽しげな様子がよく映し出されていますが、当事者は思った以上に疲れをため込んでいます。それは、眠れば回復する身体の疲れとはまた異なる疲れだからタチが悪いといえます。

婚活でプレ交際期間の中途半端な関係は結婚相談所と婚活サイトでは異なる

結婚相談所の場合、交際のための第一歩は、実際に2人が顔を合わせる「お見合い」です。ただ大きく異なるのは、婚活アドバイザーが介在する「お見合い」はお互いに合意すればすぐにでもセッティングされるのに対し、

婚活サイトでは会員同士で出会いの場をセッティングしなければならないので、しばらくはサイト内でメールの交換が行われることがほとんどです、

その期間は人によってそれぞれだと思いますが、1ヶ月ほどメールを交換する慎重な人もいれば、すぐにでも会いたいという人もいます。

婚活サイトはメッセージのやりとりが多い「百メールは一見に如かず」

実際、どれだけメールを交わしても会わなければ何も始まりません。私の場合、住んでいる地域が離れていることもあって、2ヶ月ほど会わないままにメールを交換した方もいました。

毎日のメール交換はとても楽しいものでしたが、お会いしたとたんに全く印象が異なってしまったのです。お顔は待ち合わせですぐにわかったほど、写真と大きく違うものではありませんでしたが、

話し方、声のトーン、声の大きさ、食事も仕方、歩き方などをトータルに見た時に、メールから抱いていたイメージと全く違っていて戸惑いました。まさに「百メールは一見に如かず」なのです。

結婚相談所で「お見合い」をしたときは、翌日に返事をしなければなりません。インターネットの婚活サイトの「yahoo!お見合い」でも、お見合いのあとすぐに、サイト内で交際OKか否かのボタンをクリックするように求められ、

その結果は自動的にお相手の送られるようになっています。そして、従来のお見合いであっても、現代的なデータマッティング型の出会いであっても、「お見合い」という最初の関門を無事に過ぎることができれば、そこから交際”もどき”が始まるのです。

30代婚活女性”りな”さんが3回目のデートをリアルに語ってくれました。

30代婚活女性”りな”さんの3回目のデート時の雰囲気

結婚相談所で出会ったKさんとの馴れ初め

晩御飯のお店探し、、

映画館から少し離れたところまで歩いて行ったので、あまりどんなお店があるおんか知らない場所に、、

適当なお店がなかなか見つからず、、Kさんを結構歩かせてしまっていました。相手を気にしすぎてしまう、自分の悪い性格が出てしまったようで、なかなかすんなりココ!って決められず、、

りなさん「すみません、たくさん歩かせちゃって」

Kさん「あ、、いえ、、大丈夫ですよ、、。どこでも良いので、、」

そう言ってくれたKさんですが、流石に笑顔もなく退屈そう、、

早くお店を決めないと!焦る気持ち、、

結局は、映画館に近い場所まで戻り、和食居酒屋系の落ち着いたお店に入りました。席についた時は、なんとなく重い空気が漂っていたのですが、、、

お店がいい感じで、料理もすごく美味しくて、お酒も入り、それなりに笑いながら会話が続くようになりました。ここで、もう会うのも3回目ということで、ズバリお互いの婚活についての話題になりました。

Kさんは最初はお見合いパーティー^に1度だけ参加したそうですが、全く訳のわからないまま終了し、自分には向いていないと判断したようです。ネット婚活を始めてからは、自分が3人目の相手だそうです。

自分の方からも前回の公務員Aさんの話をすると、大層興味深く聞いてくれました。その後も、過去の恋愛や婚活を始めたきっかけや家庭の話、大震災の時の話、今までには無かった重い話になりました。

でも、いざ結婚相手となると、苦楽を共にするわけですから、楽しい会話ばかりではなく、いやむしろ、こういう重い話もきちんとできる相手がいいな〜と思うんですよね。

その意味では、とても有意義な時間となったかもしれません。そんなこんなで、いい時間になり、帰ることに。別れ際に、

りなさん「もともとお聞きしていた2週間後の休日、また会えますか?次は別の場所に出かけましょう」

Kさん「そうですね、、じゃあ、さっき言ってたプラネタリウムに行きたいです」

、、というわけで、一時期はどうなるかって雰囲気でしたが、無事4回目の面接の約束をすることができました。しかし、正直なところ、Kさんに「とにかくまた会いたい!」という最初の気持ちは薄れ、

「もう少し会ってみないとわからない」せっかくここまでこれたのに「終わってしまったら勿体無い」「つなぎ留めておきたい」ってな気持ちの方が先行していました。

まだ2人目ですから、これが最高の出会いなのか、普通なのか、計り損ねていたのだと思います。Kさんの方はどう思ってくれていたのかは、わからないですが、とりあえず誘われる分には会ってみようかな、という雰囲気な気がしました。

一般的な恋愛では、告白をしてお付き合いを申し込む時は、すでにある程度、相手がどういう人間かわかっていますが、婚活では、2人の結婚の意思があるということと、プロフィールに書かれた基本情報以外は白紙と言っても過言ではありません。

趣味に読書と書かれてあっても、どういったジャンルの本を好んで読むのか。食べ歩きが好きとあっても下町のB級グルメ散策なのか、トレンディなイタリアンレストラン巡りなのかはわからないからです。

趣味の違いはさして大きな問題ではないかもしれませんが、金銭感覚となると、話は別です。倹約家と浪費家が結婚したら、おそらく互いのストレスを抱え込むことになるでしょう。

男性と女性の婚活でデート代の金銭感覚についての注意点

30代婚活女性:男性の金銭感覚はデート代の支払い方でイライラ

男性の金銭感覚はデート代の支払い方でもある程度、うかがい知ることができるかもしれません。デートの予定をいつも細かく決めてこたれるのですが、夜の食事も食事券を発行しているあるチェーン展開の居酒屋でのエピソードなのですが、

あらかじめ、そのチェーン店で使えるチケットを金券ショップで購入されているのです。その他、〇〇から✖️✖️に移動する時は、どの交通機関をどのように乗り換えるのが一番得かということを延々と語られました。

浪費家よりはいいと思うのですが、こういったお金にとても細かい男性は一緒に暮らしていくには少し辛いかなと思うかもしれません。

一方男性からは、食事代を全て払っても「ありがとう」の一言もない女性について批判的な声をよく聞きます。なかには、何度目かのデートでバッグや靴をおねだりされたという方もいるようです。

「食い逃げ」と呼ばれる、明らかに初めから断るつもりで来ているのに奢らせる女性もいるどうです。男性にご馳走やプレゼントしてもらってあたり前と考えている女性たちがいるのは残念です。

しかし、それが、20歳ぐらい年下の女性からのおねだりなら話は別なのかもしれません。お相手とどの部分を気にするかは、そこそこ人それぞれの価値観ですが、そいういことを観察し、確認し合うのが婚活におけるプレ交換期間でしょう。

正式な交際を申し込むには、空しい徒労感を味わうことになるでしょう。