今回は、婚活で最幸の結婚を引き寄せるために心がけておいて欲しいことをお伝えしていきます。
恋愛も初期の頃は、お相手の小さな仕草や言動のひとつづつが新鮮で、「へ〜そんなことが好きなんだ」とか、「そんなふうに考えるのね」とか、自分と相手の「違い」に対して、新鮮な驚きやワクワク感を感じ、それが相手の魅力にもなっていたはずです。
正直に生きても、嫌われるだけです。素直に生きれば愛されます。そして何より、生きるのが楽になります。「正直」よりも、「素直」に生きる。結婚に「正しさ」を持ち込まない。
結婚生活で、2人で一緒に過ごす時間をより楽しいものにできるよう、一生懸命、努力することにエネルギーを注ぎましょう。さらに相手がどうかではなく、自分がそう生きるかにフォーカスしましょう。
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婚活で最幸の結婚を引き寄せるために正直よりも素直になろう
ところが結婚して、毎日、顔を合わせて生活するようになると、「こんなはずじゃなかった」と、相手との些細な違いが目に付き、2人の「差」ばかりが気になって、争いの原因になってしまうことがままあります。
最初の頃は、「違う」ことが新鮮で、相手の魅力にもなっていたのに、その「違い」が自分との「差」となって、イライラする原因になってしまうのはなぜでしょうか?
結婚とは、相手との違いを受け入れていくプロセス
どちらが正しいとか、間違っているとか、白黒をつける争いの場ではありません。あなたが自らの正しさを証明したところで、結婚生活がうまくいくわけでも、お互いがハッピーになるわけでもありません。
私たちは愛するお相手と同化したい、一体になりたいという欲求を持っています。恋する男女が愛し合うのも、相手とひとつになりたい欲求の泡¥らわれなのですが、「一体化する」ということと、「相手と支配する」ということは、「似て非なるもの」です。
相手と一体化するということは、相手の全てをあるがままに包み込むことではありません。にもかかわらず、多くの人はパートナーを自分の思い通りに操り、無意識のうちに支配しようとしています。
自らの価値観を手相手に押し付け、自分の正しさを相手が受け入れようとすることこそ、優しさや愛情の証だと勘違いしています。しかし、それは片方がもう一方を支配し、支配されている側は相手に依存しているだけにすぎません。
結婚生活は、2人の間で勝ち負けを争うゲームや競争ではない
結婚生活は、2人の間で勝ち負けを争うゲームや競争ではありません。勝ち負けを争うと、あなたの勝ちは相手の負けに繋がります。勝者と敗者が一緒に生活していて、お互いが心地よく過ごせるわけにはありません。
あなたの正しさで相手を服従させ、あなたの思い通りに相手をコントロールしたところで、あなたが「人生の勝者」になるわけではないのです
あなたは自分の正しさが証明できれば、多少の満足感は得られるかもしれませんが、それはそれだけのこと。それであなたの幸福度が大きく上がったり、ふたりの幸せが長続きするわけではありません。
むしろ、あなたが自分の正しさを証明しようとすればするほど、ふたりの幸せ度は確実に低下していくでしょう。
正直よりも、素直に生きること
正直は「正しい」と「直につながる」という意味ですが、「正しい」があれば、必ず「間違い」があります。あなたの「正しさ」が同時に、相手の「間違い」を生み出しています。全てのことにまるばつを付けて分けようとするから、苦しくなるのです。
素直とは、「素」と「直につながる」という意味です。「素」はひとつ。正しいも間違いありませんし、分けることもできません。ただ、「ああ、そうか、そうなんだね」と言って、相手も自分も、あるがままに受け入れることで。それが素直です。
結婚に勝ち負けをつける必要はありません。正しさをもとに、勝ち負けをつけたところで、あなたも相手も幸せになることはできません。嬉しいことは共に分かち合い、悲しいことは、2人で協力して乗り越え、捨ててしまえばそれで良いのです。
あなたが、そして2人がより幸せになること。それが結婚の最大の目的です。互いを見つめ合い、ふたりでニッコリ微笑み会うことができれば、それで良いのです。悪かったなと思ったら、素直に「ごめんなさい」と謝れば良いのです。
正直に生きても、嫌われるだけです。素直に生きれば愛されます。そして何より、生きるのが楽になります。「正直」よりも、「素直」に生きる。結婚に「正しさ」を持ち込まない。ぜひ、覚えて欲しい「魔法のルール」です。
婚活で最幸の結婚を引き寄せるために嫌な予感を手放す
恋愛中、または結婚してからでも、パートナーの言動に対して「おやっ?」と思う時が誰しもあるものです。相手の心変わりや浮気の匂いなどに対して、特に女性は敏感です。女の勘は鋭いので、まず、その「嫌な予感」は十中八九、当たっています。
しかし、そこで「嫌な予感」を信じて、そこに注目して相手の言動を厳しくチェックしたり、疑ってかかることは、単なる「予感」だったものが現実のものとして、現象化することになるので要注意です。
あなたが気付いた時点では、まだ相手も迷っている最中です。不思議なもので、あなたが「おやっ?」と思って、「嫌な予感」を感じているときは、パートナーもなんとなく、「嫌な空気」を感じているものです。この時点では、パートナーもまだ迷っている場合がほとんどなのです。
どうするかを決めかねて、無意識の内にあなたに「迷い」のサインを送ってきたのかもしれません。
そこであなたが「怪しい」と決めてしまうと、相手は「なんだ、、、やっぱぱり自分のことを信用していないんだ」となって、あなたから離れていく覚悟を決めてしまうことになるかもしれません。
それをみて、あなたは「やっぱり、、、」と思うかもしれませんが、その「嫌な予感」を当てているいのは、紛れもなくあなた自身だということに気付いている人は案外少ないのかもしれません。
そう、「嫌な予感」は当たるのではなく、自ら当たるように仕向けているだけなのです。
目の前にいてくれている相手に対して感謝して、誠意を持って、尽くしましょう
「フラれたら、どうしよう」「浮気していたら、どうしよう」「私以外の人を好きになってしまったら、どうしよう、、」とあなたが心配するのは勝手ですが、心配のエネルギーは「そうなって欲しくない」と思っているネガティブな現象に、せっせとエサを与えて、大きくしているようなものです。
あなたが恋人やパートナーのことを心配する気持ちはわかりますが、相手の気持ちを、あなたがどうにかできるものではありません。心配は心配しただけ、損です。
心配したところで、現実的にいいところは一つもありません。相手の気持ちが信じられず、相手の心変わりをいつも心配しているあなたの気持ちが重たくて、相手はあなたの前から逃げ出したくなっているのかもしれませんから。
予感は予感で、まだ現実に起こっていないのですから、そこで凝ったり、嫌味を言ったりするのは、相手の心変わりを加速させてし舞うことになるだけです。少なくとも未来に対する心配はやめることです。
心配している暇があったら、まずは今、目の前にいてくれている相手に対して感謝して、誠意を持って、尽くすことです。
2人で一緒に過ごす時間をより楽しいものにできるよう、一生懸命、努力することにエネルギーを注ぎましょう。さらに相手がどうかではなく、自分がそう生きるかにフォーカスしましょう。
自分のことにフォーカスして、いまを一生懸命生きていると、不思議と「嫌な予感」を感じている暇はなくなるものです。「嫌な予感」を感じてしまうのは、あなたが自分の幸せに手を抜いて、相手に依存しようとしているサインかもしれません。
「嫌な予感」を感じたら、それを「いい予感」に自分のなかで、書き換えてしまうことです。そんな時、「魔法の呪文」を唱えることが効果的です。
例えば、「大丈夫、大丈夫、大丈夫」です。「嫌な予感」を感じたら、すかさず声を出して、この「呪文」を唱えましょう。そして、目の前の作業に集中しましょう。
少し落ち着いてきたら、「すべてはうまくいっている」という「呪文」も加えてみるとさらに効果的です。「すべてはうまくいっている」と言いながら、一生懸命、掃除でもしていると、「嫌な予感」は綺麗さっぱり、汚れと共に消えてしまっていることでしょう。