お見合いサイトはネットオークション!39歳の親友がとうとう結婚する「私の婚活始動!」

今回は、現代社会における「婚活サービス」の落とし穴や、良いところについて詳しく説明してきます。

インターネット系婚活サービスサイトに限らず、カウンセラーが介在する結婚情報センターでも、会員のデータは全てのコンピュータに入っていて、相談所の端末機や自分のパソコンで相手を検索することができるようになっています。

希望する年齢や年収、身長、体重、学歴、趣味、家族構成などを入力して、検索キーボードをポンと押すと、ずらっと、その条件に適合した人のリストが並ぶ仕組みで、それはまるでインターネットオークションの画面のようです。

そして、そこに並ぶ個人情報は、商品スペックのようです。

もちろん旧来の「お見合い」でも、釣書に書かれた「スペック」が先行してお相手に提示されていました。しかし、どれだけ熱心なお見合いおばさんでも、一度に数十枚の釣書を持ってすすめにはいきません。

結婚を前提とする出会いというものを、もう少しは神聖なものとして尊重していたはずです。何よりも仲人という超アナログな媒体が、釣書には書き出しきれないその人となりも伝達してくれることも多かったでしょう。

お見合いサイトはネットオークション

データのマッチング方式のお相手検索にはそれを期待できません。年収500万円を希望されれば、どれだけ趣味が合っても年収499万円の彼ははじかれ、年齢40歳までと入力すれば、

どんな人間的に魅力的であっても41歳の彼女が、彼の前のパソコン画面に登場することはないのです。一人ひとりが個性のある、血の通った人間であるはずなのに、画面に並ぶ彼ら、彼女らのなんと存在が軽いことでしょうか。

例えば、「yahoo!お見合い」などのインターネット型結婚情報サービスサイトですが、希望を入力する作業は簡単です。

居住エリアは?年齢は?年収は?学歴は?身長は?その条件にあった対象が画面に羅列されると、「よりどりみどり」という錯覚を起こすのか、同時に何人ものお相手とやりとりを申し込んだり、

昨日の彼(彼女)をボタン一つで断ち切って、今日から違う彼(彼女)とやりとりを始めたりする人も少なくありません。そうした手軽さが現代社会のインターネットを活用した婚活の特徴です。

それは旧来のお見合いにはなかったことだと言えます。男性も女性もこうして「もっといい人がサイトにいるかもしれない」と思わせる会員数の多さがインターネット型婚活情報サービスの魅力です。

当然お互いが同じことを考えているので、ごく一部の三高男性や超美人の若い女性を除けば、積極的に活動すればするほど、「断られる」数も増えてきます。

「婚活ってこんなもの」と割り切って活動する

37歳婚活男性につい取材からわかった婚活の現実

ある37歳の男性の某婚活サイトの戦績

登録してから最初、1週間くらいで自分からハートメールを大体50通くらい送ったと思うのですが、その結果、

  • 無反応・・・20通
  • お断りの「ごめんなさい」・・・14通
  • 未読のまま・・・5通
  • 個別にきちんとした理由を添えてのお断り・・・3通
  • メールしましょう・・・8通

くらいの割合でした。

ほんと何の反応もない方が多いこと!最初の頃は「何なの!」と思っていましたが、実際お会いした方にお話を聞くと、

女性の方ってかなりの数のメールがくるみたいで悪いと思いつつもいちいちお返事をしてもらえない状況にもなって麻痺してくるらしいです。でもせめて定型文でも返事はして欲しいです。

ちなみに、女性側からのメールが届いたのは4ヶ月で20通くらいでした。そのうちの半分は自分からごめんなさいをしました。(バツイチの方や訳ありの人だったので恐縮ながら、、)

最初の返信で写真を公開して返信来なくなっちゃった方も数人いらっしゃいました。そんなこんなで、この婚活サイトでは今のところ通算してメールのやりとりをした方は35人くらいです。(数通で終わってしまった方も含む)結果的に実際にお会いすることに至った方は8人でした。

「婚活ってこんなもの」と割り切って活動することをおすすめします。たかが、簡単なプロフィールだけで、本当の自分という人間をわかってもらうことは難しいので、

お会いてと積極的にメールでやりとりをして、お会いすることが大切です。この男性の方は4ヶ月で、35人の方とやりとりをして、8人とお会いすることができています。

補足としてお伝えしまうが、この男性はごく普通の一般男性です。経営者であるとか、容姿がいいとか、そうではなく、普通のサラリーマンで年収も平均年収くらいの方の事例を紹介しました。

婚活市場では自分の価格価値が「1999円」の気持ちになる

店頭のワゴンに並ぶ商品の1999円や999円といった価格は、たった一円の差なのに2000円、1000円とあ流よりはお得感を演出する販売戦略です。

婚活においても、39歳と40歳、29歳と30歳には大きな隔たりがあるように感じられます。「その気になった時が適齢期」です。50歳になると結婚はかなり難しくなるのではないでしょうか?

小学校時代からの友人が結婚すると言い出したので婚活を再開する

39歳の婚活女性に焦点を当てたエピソードについて紹介します。小学校からの親友が「とうとう結婚する」という連絡がきて、正直「羨ましい気持ち」と「悔しい気持ち」と「裏切り者と言わんばかりの悔しさ」が募ったそうです。

その方の婚活に一歩踏み出すことができた具体的な39歳の婚活女性に焦点を当てたエピソードについて紹介します。

私の婚活始動!私だって結婚したいんだから!

「私の婚活始動!」 39歳の親友がとうとう結婚する

小学校時代からの親友が結婚すると言い出したのに合わせて、休んでいた婚活を再開したのが39歳の冬。久しぶりにお見合いパーティーに参加してみたり、

インターネット婚活情報サービスを利用してみたりして、結局、一年ほどの間に16人の方とやりとりをしました。

一回お茶を飲んだだけで終わってしまった人もいれば、半年ほどお付き合いした方もいますが、最終的に1人の男性に巡り会い、一年の交際を経て結婚することができました。

「この年齢になっての結婚だから派手なことはしない」と決めていたのですが、お相手の希望によりホテルでの本格的な結婚式と披露宴を行いました。

「私たちもまだ捨てたもんじゃないね」と嬉しくなったものです。

婚活ブロガーの女性たちのブログにも、しばしば自分の年齢のことが話題になります。ある女性の婚活ブロガーのプロフィールには「39歳の誕生日を迎えて、そろそろ結婚しなきゃと決めた!」とありました。

何より、婚活ブログに「アラサー」「アラフォー」と冠されたものが多いことからも、大台に乗る前後の微妙な気持ちが伝わってきます。なかでも、20代から30代に入るときの女性の心情はシビアなようです。

 ある30代の女性

ある30代の女性は「社内の素敵な男性たちは20代のうちに次々と結婚していきます。残っているのは癖のある人が多い。31歳からの婚活は遅すぎたぐらい」

と語っていました。

また、大学で教壇をとっている人が「この頃の女子大生は、就活よりも婚活だと言っている」と嘆いています。

世間では晩婚化が叫ばれている時代ですが、真っ先に婚活市場から消えていく高スペックの男性たちを獲得するには、女性も人生で一番高値をつけられるときをはずすわけにはいきません。