婚活ではビギナーズラックで一発で命中!アーチェリーで的の真ん中に矢を命中させる!

自分にぴったりのパートナーを見つけるのは、アーチェリーで的の真ん中に矢を命中させるようなものです。狙いを定めてみごと的中させるには、練習あるのみです。

ビギナーズラックで一発で命中させる人もいるかもしれませんが、普通はそうはいきません。パートナー探しも、これと全く同じです。ぴったりの相手が見つかるまでには、たいてい何人かの人との「出会い」を経験するものです。

婚活で自分にふさわしい相手を見つける!理想の人に出会うまでの道筋

いたずらに「出会い」を重ねてしまう人もいます。それは、彼らのアプローチには何かが足りないのかよくわかります。まとを狙ったけれど外してしまったとしましょう。

矢は中心より左に逸れています。この場合は、次回からあなたは前よりもやや右に狙って矢を引くでしょう。このようなことを繰り返し、心の中で自己修正を重ねて、やっと的に命中させることができるのです。

男女の仲もまた同じです。デートして相手が自分にふさわしくないことに気づくたびに、自己修正する意識が働きます。すると次の機会には、理想の相手により近い人に心ひかれるでしょう。

もちろん、そのためには相手が理想像とどれだけかけ離れていたのか、はっきり自覚しなければなりません。矢が的から大きくずれてしまったのならば、大きく修正する必要がありますし、的に近ければ微調整で済みます。

同様に、相手が理想のタイプとはまったくかけ離れているのなら、がらりと方向転換する必要がありますし、そう遠くからずであれば、大きく変えなくても良いわけです。

相手を正しく評価すること。これは、自分ぴったりの、あるいは少なくともそれに近い相手を見つけ、好きになるために大切なことです。

婚活でどうすれば相手がふさわしいとわかる?

シンプルな人は、よくこう尋ねます。「相手が自分にふさわしいかどうか、どうすればわかるのですか?」現在のパートナーは自分にふさわしい、と言いきれる人たちに、同じこの質問をしてみます。

すると、たいていの人はこのように答えるでしょう。「う〜ん、言葉ではうまく説明できないけれど、ただ、わかるものなんですよ」ベストパートナー同士が恋に落ちる時は、ただお互いにそうと認め合ったから、という他ないのです。

これは明快かつ単純なことです。今日は天気がいい、あるいは水を飲んで、それが冷たくすっきりしているのがわかる。岩を持ってみて固いものがわかる。そうした認識と同じです。

自分にふさわしい相手と一緒にいるときは、ただ、それがわかるのです。理由や資格を書き連ねた長いリストなど、まったく必要ありません。

ふさわしい相手がやってきたら、「わかる」のです。相手が自分にふさわしい理由は、それからの暮らしの中で見つけていけばいいのです。

ただし、彼らの答えは真実である一方、誤解を招きやすいことも事実です。もし「相手がベストパートナーかどうかわからない」のなら相手を間違えています。

というようにも受け取れるからです。従って、次のように答えられるのが間違いないでしょう。「わかるのに適切な条件が揃っている。」

すなわち自分の心が開いている時にたまたま合わない相手といたとしたら、相手が違うことも「わかり」ます。生涯をともにしたい相手を見つけるには、心を開くことです。たとえふさわしい相手と一緒にいたとしても、相手に対して心を開くという適切な条件をクリアしていなければ、「わかる」ことはできません。

デートの5つのステージを体験していくことによって適切な条件が整うと、ふさわしい相手が近ずいた時に「わかる」能力が養われます。

相手がふさわしくない場合でも、それが「わかる」ようになります。ひとたび「わかる」能力を身につければ、ふさわしい相手を見つけるのも、また相手に見つけてもらうのも簡単になります。

あとは、出会いと別れの決断を繰り返すたびに、理想の相手を射止めるという目標に近づいていくでしょう。

婚活で恋をすると、どうして冷静でいられなくなるのか

恋に落ちると冷静さを欠く人が多いのも。そんな彼らは、いったん人を愛したら、永遠に一緒にいたいと願うのが当然だと思い込んでいます。

そこで別れ話を切り出されると、相手の愛は本物ではなかったのだと誤解し、裏切られたと思ってしまいます。彼らは昔、愛しているだけではダメだということがわかっていないのです。

愛した人が理想の相手、ベストパートナーではないこともあります。ということに気づいていないのです。そして、パートナーが自分とは合わないことに気づいた場合も、別れることに罪悪感を抱いたり、

別れを正当化するために、2人の間で何がうまくいかなかったのかということに必要以上にこだわったりもします。なかには、別れを正当化するためにさらに批判的になり、相手を非難してしまう人もいます。

愛のある別れ方を知らないカップルは、お互いの最悪の面を引き出してしまうのです。これでは、無益であるばかりか、新たにふさわしい相手を見つけることがますます難しくなってしまいます。

男性の「罪悪感」と女性の「被害者意識」

そのように別れ、その出会いをどう評価するか。これは、自分にふさわしい人にひかれる感受性を高めるために、欠かせない問題です。1つの関係から、次の、より理想に近い関係へ確実に移っていく秘訣は、別れ方に神経を使うことです。

前の相手とどのように別れたのか。このことが、次の関係の良し悪しを大きく左右します。いい別れはいい出会いの始まりだからです。

相手を恨んだり、罪の意識にとらわれたりして別れてしまうと、自分に合った相手を探すために次の行動に移るのがとても難しくなります。

別れの際、侮辱された、あるいは期待を裏切られたと、私たちはとにかく怒りの感情を抱くものです。たいていの場合は、女性は自分があれほど尽くしたのに報われなかったと思い、恨みをもってしまうのです。

一方、男性の方は罪悪感にとらわれがちです。彼らは2人の関係が失敗に終わったことや悔やみ、女性の不満に責任を感じます。男性の罪悪感、女性の被害者意識。これが典型的なパターンですが、逆の場合もあります。

一緒に、拒絶されたとか見捨てられたという気持ちの強いほうが、恨みを抱きます。拒絶した方は罪悪感を持ちます。しかし、毛っ子は同じで、どちらも閉鎖的な気持ちで別れることになるのです。

過ちを犯したり、後で悔やむようなことをした経験は、誰しもあるもの

心を閉ざしたままで自分に合った相手を見つけるのは、至難のわざです。心が開かれていれば、ふさわしい相手にひかれ、恋をすることもできます。

あるいはそこまでいかなくても、一歩進んでより理想に近いパートナーが見つかります。とにかくゴールに近づいているのは間違いありません。

ところが心を閉ざしていると、また同じ過ちを繰り返すものなのです。恨みや罪悪感を抱いたまま別れてしまうと、心のしこりや未解決の問題を解きほぐす助けになってくれるような人にひかれます。

過ちを犯したり、後で悔やむようなことをした経験は、誰しもあるものです。過去を振り返って、「あんなこと、するんじゃなかった」「言わなければよかったのに」「あの態度はまずかった」と思うのはごく自然なことです。