「40歳を過ぎても結婚していない・・・」
「40歳の婚活男性の成婚経験を聞きたい!」
など、40代以上の男性で少なからず、「いつか結婚したい!」と思っている人はいると思います。バツイチ子持ちの人でも、今まで女性と本気でお付き合いしたことがない人でも、遅かれ早かれ婚活をしなければ、どんどん時が過ぎてしまいます。
今回、婚活体験談をお伝えしてくれる47歳の男性は、人生で一度も女性とお付き合いしたことがない方の婚活体験談となっております。
なので、本記事を見てくださってる人に「私でもできる!」という勇気を与えることができると思います。本記事を見ているあなたは、仕事を一生懸命頑張ってきた人達です。でも、残りのあなたの人生、もっと刺激のあるスパイスを振って、楽しみたくありませんか?
パートナーがいればお互いを支えながら人生を歩んでいけますし、人生で一度は結婚生活を経験しておくことは、あなたの人生経験でとても大切になってきます。
では、早速ですがまいりましょう!
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47年間一度も彼女を作ったことがない男性の婚活体験談
結婚と自分は無縁!
私は生まれてから47年間、女性とお付き合いをしたことがありませんでした。「結婚」と自分は、無縁のものと思っていました。
40歳を過ぎた日から、知人の紹介で数人の方とお見合いをしたおですが、交際に至ることはありませんでした。結婚を本気で考えるようになったきっかけは、父親の病死でした。
残された母親は脳梗塞を患って入院し、兄弟姉妹のいない私は全てを1人で背負うことになり、将来の不安やさみしさを痛感したのです。
テレビや新聞で「婚活」「孤独死」という言葉が見られるようになったのも。ちょうどこの頃のことでした。
婚活では「彼女いない歴=年齢」の私が、婚活をスタート
このまま何もしなければ、将来後悔する。そんな気がして、縁談を持つ「受け身な姿勢」ではなく、もっと積極的になろうと決意しました。
婚活を始めた最初の数年は、いろいろなことを試しました。
- 期待できそうな知人に身上書を渡して、紹介をお願いする
- 会員同士のみを紹介する、小規模な結婚相談所に入会する
- 身分確認が必要なインターネットの婚活サイトに登録する
- 大手情報サービス会社に入会する
- 婚活パーティーに何度も足を運び、対異性の免疫をつけた
- 地元の個人結婚相談所で会員情報を共有し、紹介してくれる相談所に入会する
6つの方法、それぞれに特徴がありましたが、共通していたのは、「なかなか出会えない」ことでした。また、婚活情報サービスは、毎月、希望条件が相互にマッチングする女性のプロフィールが送られているはずなのに、いざお見合いを申し込むと、なぜかお断りされてばかりでした。
40代で、年収こそ平均より高めですが、こんな私では、30代の女性から相手にされないのではないか感じていました。あちこちで活動をしながら、時間とお金を費やす日々をむなしく送るばかりでした。
婚活で、お見合いと交際は順調なのに、なかなか結婚に近づけない
交際中は「週に一度合う」ことを目標として、デート最優先で行動していました。しかし、3ヶ月以上交際を続けても、ただのお友達的な関係の状態が続くばかりでした。
価値観が合わないと感じたり、相手の女性の仕事の都合でなかなか会えなかったりするのです。そして、最後は女性からお断りをされて終わるパターンの繰り返しでした。
「お断りされたら、すぐ次に!」と言われながらも、最初は気持ちを切り替えることができませんでした。
婚活では、とにかく女性に会いまくった
私は、断り続けましたが、それでも頑張って、活動を続けました。一年ほど経って、お断りされることにも慣れてきました。また、少しでもきになる女性には、迷わず申し込むように心がけました。
私は、お見合いに遅刻をしたことは一度もありません。お見合いの後は、必ずその日のうちに担当さんに連絡をしました。デートの費用は、すべて私が支払いました。
47歳。婚活に覚悟を決めて、ラストイヤーを決心!
真面目に、婚活に取り組んでいたものの、交際が始まっても恋愛と呼べる段階にまでなかなか進展せず、「私が引いているトランプの山には、実はハートのエースが入っていなかったのでは?」と疑う気持ちがわいてきました。
47歳の誕生日に、「もう一年だけ頑張ろう。それでも巡り会うことができなければ、1人で生きる人生に切り替えよう」と決めました。その矢先、私からのお見合いの後、自然体で毎週末会うことができる仲に進展しました。
話しているうちに共通の趣味があることがわかり、価値観も似ていて、一緒にいて楽しいと感じるようになりました。
交際して1ヶ月ほど経った頃には、「だらだらと交際を続けるよりも、早めに結論を出しましょう」ということで思いが一致し、お互いに結婚を意識するようになりました。
婚活で出会った女性と結婚を意識しながらの交際
デートでは、映画や花見などに出かけました。僕は、早い段階で「結婚を視野に入れた交際をお願いします」と伝え、彼女も快く受け入れてもらいました。
また、他の婚活中の方とは順番が違うかもしれませんが、プロポーズの前に、「それぞれの親への挨拶をしませんか」と提案しました。
彼女は、これについても賛成してくれました。私の親はもちろん、彼女の親も私たちの結婚を賛成してくださったので、交際と並行して、結婚に向けた準備を進めることになったのです。
やがて、「ブライダルフェア」僕たちのデートスポットとなり、いくつかの結婚式場を2人で回りながら、結婚へとモチベーションを高めていきました。
そして、僕はプロポーズすることにしました。
婚活で出会った女性に一生に一度のプロポーズ
結婚相談所のお見合いでは、婚活アドバイザーの方から「プロポーズはロマンチックに」とアドバイスをされました。
私も、「やっぱり、夜景の綺麗なレストランがいいかな」などと考えていました。でも、彼女が少し体調を崩していたので、冷え込む夜は避けることにしました。
また、彼女は高いところも苦手でした。そこで、「ランチプロポーズ」をすることに決めました。インターネットで、結婚式場となるホテル近くのお店を探して、ランチを予約することにしました。
その際、お店のスタッフさんに「この日、僕はプロポーズします」と伝えたところ、本体は5人以上のグループしか使えない個室を、特別にリザーブしてくださいました。
また、デザートにはチョコレートプレートを乗せて、そこに「〇〇さん結婚してください」の文字まで入れてくれるというのです。
スタッフさんまで、僕たちを祝ってくれるんだと思うと、本当に嬉しかったです。プロポーズ当日は、「結婚したら、どんなところに住もうか?」など、新居の話をしながら、ランチコースを楽しみました。
そして、いよいよデザートが運ばれてきました。チョコレートプレートの乗ったデザートの正面が、彼女の方に向けられると同時に、僕はプロポーズしました。
実はこの時、もうひとつの予期せぬミラクルサプライズが起こったのも嬉しいことでした。彼女に僕の熱意が伝わったようで、プロポーズを無事に受けてくれました。
お見合いが運んできてくれた不思議な縁
会員検索をすると、たくさんの女性のプロフィールが出てきます。その中から、不思議と印象に残った彼女にお見合いをお申し込み、交際→プロポーズと、流れるように進みました。
実は、結婚相談所のお見合いで成婚した方が「交際期間が数ヶ月」などと言うのを聞いても、本当だろうかと思っていました。
でも、いざ自分が「トントン拍子」を体験してみると、なるほど、こういうことなのかと納得できました。僕は、自信を持って彼女のことが好きだと言えます。
彼女を大切にしたいと、心から思っています。これから2人で幸せな家庭を築いていきたいと思います。また、お見合いで感じた縁は、彼女との縁だけではありません。
担当の婚活アドバイザーの方との縁も大きかったと思います。担当さんは、どんな些細なことでも相談に乗ってくださる心強い見方でした。
感謝の気持ちでいっぱいです。
婚活で出会った女性と結婚してからは、これまでの苦労が嘘のよう
結婚を前提とした交際に発展した2週間後には、勢いでプロポーズをしました。結果的に交際2ヶ月でスピード婚となりました。この展開の早さには、自分でも驚いています。でも、私と彼女には、それが自然な流れだったように思います。
振り返ると、結婚相談所に入会した3年間で、約1000人の方に申し込みをし、約50人の方とお見合いをし、約10人の方と交際をし、そして・・・たった1人の女性と結婚することができました。
最後まで諦めずに続けて本当によかったです。活動中は、くじけそうになると、婚活アドバイザーの方からのアドバイスや、成婚が決まった皆さんの報告に何回も背中を押してもらいました。
特に、交際では、無理しなくても毎週会える相手かどうかを見極めることは、とても実用的な判断基準でした。これから、彼女と幸せな家庭を築いて行きたいと思います。私のような男性が、人生のパートナーを見つけられるように、応援しています。