今回は、現代社会のなかで自分が理想としている人と結婚して、幸せな家庭を築くために心がけていたイロハを、様々な女性の方のエピソードを交えつつ紹介していきます。
現代社会では、「婚活」がブームになって、男女が出会うための場が数多く誕生しました。お見合いパーティーが然り、インターネット型結婚情報サービースしかり、データマッティング型結婚相談所しかりです。
かなり便利な社会になりましたね。そういった便利な婚活サービスがあるのですから、自分でうまくそのサービスを利用して上手な婚活をしていきましょう。
婚活サービを利用せずに「結婚ができない」「理想のお相手がいない」「自然な感じで結婚したい」と思っている人もいるかもしれません。
積極的に行動していきましょう。「いつまでもあるとおもうな時間と男」です。意識して活動することを願います。
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婚活は戦場と覚悟すべし
婚活サービスを利用すれば、リアルかバーチャルの違いはあっても、自分の目の前に異性がずらりと並ぶことになります。そのイメージから、「婚活」すればすぐにで結婚ができる、夢のようなことのように錯覚する人もいるのでしょう。
しかし、現実は三高の男性や若くて美人の女性でもない限り、いや、そういう恵まれた条件を備えた人であっても自分の希望に沿ったお相手を見つけられるかどうかは別問題ですから、そうそう簡単にいかないのが「結婚」です。
自分から申し込むばかりで、異性から全く申し込まれない「否定」も受けます。または、申し込んでもお見合いしてもらえないという「否定」もあります。
お見合いができたとしても、交際を断られるという「否定」も受けるでしょう。婚活はそうした「否定」をされることの連続なのです。
否定された時は誰しもが、自分の何がいけなかったのかを自問自答します。ところが「婚活」ではその答えが得られることはほとんどありません。
婚活で断られるときの本当の理由を知ることはあまりできない
インターネット型婚活情報サービスなら、クリック一つで断ることができます。結婚相談所であっても、本当の理由を告げる人は少ないでしょう。
30代の婚活男性は、なかなか婚活がうまくいかないときに、婚活アドバイザーの方から「こうもお見合いがまとまらないのは、あなたの態度が悪いからなのでは?」という的はずれな手紙が送られてきたということですが、
これは婚活アドバイザーの方も、お相手から断られた本当の理由を把握しているとは限らないことの表れです。
そうなると、当の本人は、あれこれとあらゆる角度から自分を評価してしまい(全方位的評価)、その結果、自分の全人格が否定されたように感じてしまうのです。
婚活する人は認識を婚活の開始時、または開始前から待つことが必要です。婚活には覚悟が必要です。婚活への覚悟が少ないことで、「過酷な戦場にこれからいくのだ」という覚悟があるかないかで、実弾がかすめた時の心理的ダメージは大きく違ってくるでしょう。
婚活は恋活にあらず
最近は、婚活ならぬ「恋活」という言葉をよく聞きます。今や、恋愛をするためにも勝つdそうしなけばいけない時代なのかと思いますが、婚活と違って気楽さ、軽さが醸し出されているのはお互いの人生への責任のようなものが少ないからでしょう。
「結婚は、恋愛とは違う」。私もよく、既婚の友人から聞かれた言葉です。結婚というものの現実感がない若い男女に、「理想的な結婚は?」と聞けば、
多くの人がルックスも性格も(男性に対しては経済力も)自分好みの異性と相思相愛になって、楽しい恋愛期間を経てゴールインすることと答えるかもしれません。
しかし、恋愛による「あばたもえくぼ」を体験済みの既婚者は言います。「恋愛で盲目になり、見て丘なけらばならないものを見ないで結婚してしまった」とか「男前(美人)は3日で飽きるけど、性格の悪さはどうしようもない」とか。
「婚活」がうまくいかない人のなかには、お相手に恋愛対象となる異性であることを求めすぎていることはないでしょうか。まず好きになって恋愛できるようなお相手でなければ、結婚もできるわけがないと考えていました。
30代以降の婚活女性の婚活エピソードと結婚エピソード
36歳婚活女性:ときめくような恋のできるお相手と結婚したい
まず好きなって恋愛できるようなお相手でなければ、結婚もできるわけがないと考えていました。
私よりあとに結婚をスタートさせたのに、早々と結婚を決めた友人に「ときめくような恋のできるお相手と結婚したい」と話したら、
彼女から「カッカと燃え上がる恋愛だけが恋愛じゃやないのよ。ほのぼのと温かい恋だってあるわ」と論破されました。
実際に彼女は結婚相談所を通じて知り合った男性への愛情を温め、約1年の交際の末に結婚しました。一方で私は暑くなれる恋もしましたが、
よほど結婚が不向きなバツ2男で、思いやりもなくメール一本で2人の関係を終わりにさせられました。あとで冷静になって考えれば、もし結婚していても2人の生活は長続きしなかっただろうと思います。
駅までたった5分の道を送るのも面倒がるような男性でした。
45歳婚活女性:「2番目に好きな人と結婚すると幸せになる」は、あながち嘘ではない
婚活をしてわかったことなのですが、結婚に”ときめき”が必要ないというよりも、むしろ幸せの結婚をするための妨げになるような気がします。
私の場合は、そういうお相手と結婚していたら、いちいちお相手の顔色を伺って疲れただろうと思いますね。
よく2番目に好きな人と結婚すると幸せになると言いますが、あながち嘘ではなかったんだって、結婚して実感しました。
と語っています。
その”せりか”さんは、1年間の婚活の末にとても素敵な理系男子と出会い、8ヶ月の交際を経て結婚しました。結婚をしてから恋愛は違いますが、結婚してから恋愛をしているそうです。
”せりか”さんに結婚後の生活についてお電話で取材させていただきましたのでその内容を下記に記載しましたので覗いて見てください。
”せりか”さんはDさんのことが大好きで毎日幸せを感じていると言っています。「45歳の私が結婚することができたんだから、他の女性だって絶対結婚できるよ!焦らず婚活していきましょう!本記事を見ているあなたも諦めないこと!」と、
お言葉をいただきました。
せりかさん:結婚を申し込んだ自分に「あんた!よくやったね!」と言いたい
結婚して、ますますDさんのことが好きになるばかりで、今はDさんよりも、私の方がすっと、Dさんのことが好きかも、、とか、思ったりします。
Dさんと結婚できて、「ほんと〜によかった、、」と思う毎日です。去年の4月にDさんに結婚の申し込みをメールで送った自分に「ありがとう!」と言いたいぐらいです。
決してイケメンではないですけれど、笑顔が無邪気で優しくて、ほんと大好きなんです。イケメンではないのに、Dさんの顔は、何度見ても「好きなんだな」と思います。
と、こんな毎日を送っています。多分、結婚してから恋愛している状態なんでしょうね。お付き合いしていた期間も短いし、、、。
でも、ほんと、Dさんに結婚を申し込んだ自分に「あんた!よくやったね!」と、心の中で叫び続ける、最近の私なのでした。
よく言われるように結婚することがゴールではありません。そこから始まる2人の長い夫婦生活があるわけです。
それまでに2人が育った家庭のライフスタイルや価値観、お互いの家族、友人、仕事などが複雑に絡まって、意見や感情が対立することはよくある話です。
2人の恋愛感情がまだ冷めていないうちは、その熱い気持ちでうまく調整していけることもありますが、毎日一緒に暮らして新鮮味がなくなってきたっころ、
お互いの違和感を緩和するのはお相手への優しさであったり、不要な対立を避けようとする賢さであったりします。そのうちに2人の新しい家庭のルールも出来上がっていき、
2人の関係も熟成されていくのだと考えますが、「見ておかなければならないものを見ておかなかった」ために、相手のこの優しさや、賢さが欠けていることに後で気がつくこともあります。
「こんな人だと思わなかった」
「こんなはずではなかった」
という言葉はその頃に聞かれるものなのでしょう。
相手に生理的嫌悪感を抱くほど嫌いでないのなら、お茶ぐらい飲んでみましょう。話ぐらい聞いてみよう。というぐらいの緩やかな条件で結婚するのが、疲れないための一つのコツだと思います。