今回は、「結婚後に生活の支出の割合」ついて詳しく説明していきます。結婚後の世帯収入や、生活の割合などといった「家計の支出額」の部分についてお伝えします。
あなた自身が結婚後にパートナーと共に幸せな生活を送るためには、自分やお相手が「どこに快適を保てる生活水準があるかを再確認しておく」ことが重要になります。
なので、最終的に結婚相手によって調整が生じることは念頭に置いて考えてください。
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結結婚後の生活費としてかっかってくるお金の種類
大まかに結婚後の生活費はどういった支出があるのかを見ていきましょう。
絶対に避けては通れない支出は下記になりますのでご確認ください。
- 食費
- 医療費
- 光熱水道費
- 通信費
- 保険費
- 服飾費
- 交際費
- 自由費
- 生活雑費
- 税金(所得税や年金)
- 居住費
生活雑費は何?という方が多かったので説明します。例えば、トイレの消臭剤や歯ブラシ、歯磨き粉、浴槽洗剤、食器洗い洗剤、トイレットペーパーなどの生活用品です。
そのほかに、交通費(電車賃・車のガソリン代)交際費(お相手とのデート・友人の結婚式・お葬式・町内会)などが挙げられます。探せばもっとあるでしょう。
生活雑費をそれぞれをカテゴリ別に分けて考えている人もいれば、ひとまとめに考えている人もいるでしょう。
また、食費は、外食費やお酒代、お菓子代、飲み物代を含むのか含まないのかでも随分変わってきます。
保険に関しては、あなたやパートナーに充分な貯金があれば不要かもしれません。そう出ない場合は、入籍後はお相手と相談して早期に保険の加入することをおすすめします。
理由としては、「保険」に関してはどの保険に入るべきなのか迷う人が多いです。なので、結婚後も加入せずに子供が生まれたら夫婦のことを考える人が多いので、自分たちの身の回りからしっかりと準備していきましょう。
保険の加入年齢によっても金額やプランが異なりますが、妊娠前の方が制限が少なく割安な場合もあります。
家庭ごとに異なる出費
東京都内に暮らしている人は車を持っているご家庭が少ない傾向にあります。なので、駐車場料金代や、車検などは、過程によっては必要としない出費というものがあります。
会社によっては、仕事上どちらかが交際費がかなりかかり、金額は会社経費で賄われている場合もあるかと思います。
こういった毎月の出費が予想されるものや、年間でまとまってかかってくるお金については計算内に入れておいたほうがいいと思います。
年間で見ておきたい費用としては、例えばパートナーの一方の両親が飛行機ではないと行けない距離に住んでいるために、年末年始やお盆に帰省する際に帰省代がかかってきます。
お正月やおぼおに帰省する人が多いので、割り引くすることもできず、年額にすると30万以上をかかってしまうご家庭もあります。
そういった出費が出る可能性も考慮した上で年間の出費を細かく管理しましょう。支出はパートナーの人それぞれ異なりますが、現在はまだ、
「自分たちが思っている以上に、自分たちが自発的に好きなことでお金を使用する」こと以外での支出が結構多いと感じながら、基本となる生活費をきっちりとおさえていただければと思います。
基本となる生活費の算出方法としては、世帯収入ベースに割合で管理する方法が挙げられます。その中で、「自分にとって月一旅行にこだわる」という方もいれば、「ヨガのレッスンに通っている」や「私は食にこだわる」という方もいると思います。
一概には言えませんが、どうしても平均よりも出費がかさむ部分は、そのほかの部分を調整するこでバランス良く考えることが大切です。
下記に実際の生活費などの支出を統計データから判断して平均支出を算出しましたのでご確認していただければと思います。
新婚2人暮らしの生活費の平均支出
統計デートから判断して、割合で見た新婚2人暮らしの生活費の目安からお伝えします。
(私がライフプランナーの方と、婚活アドバイザーの方から案内してもらった内容です。参考程度に頭に入れておいてください)
- 食費 15%
- 医療費 3%
- 光熱水道費+通信費 10%
- 保険費 7%
- 服飾費 5%
- 自由費 10%
- 生活雑費 5%
- 居住費 30%
- 貯金 15%
※ここでは税金(年金・所得税・国民健康保険)は考えないものとする
毎月の手取り額30万円(世帯年収500万円・ボーナス無しと仮定)目安支出額
- 食費 4.5万円
- 医療費 1.5万円
- 光熱水道費+通信費 3万円
- 保険費 2.1万円
- 服飾費 1.5万円
- 自由費 3万円
- 生活雑費 1.5万円
- 居住費 9万円
- 貯金 4.5万円
※ここでは税金(年金・所得税・国民健康保険)は考えないものとする
毎月の手取り額45万円(世帯年収750万円・ボーナス無しと仮定)目安支出額
- 食費 6.75万円
- 医療費 1.35万円
- 光熱水道費+通信費 4.5万円
- 保険費 3.15万円
- 服飾費 2.25万円
- 自由費 4.5万円
- 生活雑費 2.25万円
- 居住費 13.5万円
- 貯金 6.75万円
※ここでは税金(年金・所得税・国民健康保険)は考えないものとする
新婚世帯の支出額の実態
上記の支出額は理想中の理想ですが、実際の新婚さんの皆さんがどうなのかも気になりますね。
リクルートが2011年に調査した結果によると、新婚さんの生活費の全国平均は22.4万円/月、貯金は平均8.7万円だったそうです。
リクルートの統計データ|生活費の内訳
- 食費 15.7%
- 光熱水道費+通信費 9.9%
- 保険費 7.9%
- 服飾費 7.0%
- 居住費 34.7%
- 交際費+レジャー費 10.7%
- その他 14.0%
リクルートの統計データ|新婚世帯の支出の平均額
- 食費 3.8
- 光熱水道費+通信費 2.4
- 保険費 1.9
- 服飾費 1.7
- 居住費 8.4
- 交際費+レジャー費 2.6
- その他 3.4
もしかしたら、婚活をされている方は、上記のリクルート調査よりも手取りや年収も年齢も、このデータの方達よりも上かもしれませんね。
子供を設ける予定がある場合は特にですが、リタイヤ(年金暮らし)までの自分の収入の見込みなども考えて、家の購入の有無、その金額、子供の人数、一人当たりに掛かる教育費なども細かく考えて結婚後の生活を送ることが大切です。
なので、いざとなったら色々とお金はかかってしまいますので、貯金のことを意識なさるといいかもしれませんね。
なのでこうした会話をパートナーと真剣に考えて数字に落としこんで考えてみてください。
補足としてお伝えしますと、正直光熱費は、夏冬で月に2万円(オール電化はもっと少ない可能性あり)春秋で1万5千円は必要だと感じています。
また、妊娠されている女性は対赤ちゃん対策として暖房に頼りまくり、温水使いまくりだった冬季の電気代は3万円をゆうに超えます。
通信費は、お互いがスマホを使用して、家に光回線を引けば2万円弱かかってきます。食費は、例えば、毎日の夕飯をお肉などが大好き、などのこだわりがなく、野菜も好きという方であれば、食費を毎月1万円くらいは節約することができます。
結婚後は様々な部分にお金がかかってきます。なので、一番意識してほしいことは、女性が妊娠する前にお互いが年間の生活費やどこにどのくらい支出するのかを話し合って見ることが大切です。
ですが、毎日幸せな生活を送るには、「お金」の部分に関して固執しないほうがいいかもしれませんね。
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